2母の教え:愛を育む子育て7つの習慣

こんにちは、比嘉です。

前回に引き続きシリーズコラムとして
一部のコミュニティメンバーさんから
リクエストがあった

「母の教え:愛を育む子育て7つの習慣」

こちらをお話します。

7つの習慣は

1:誰か(兄弟や友達)と比較しない
2:褒めない、怒らない、評価しない
3:子供のいいところ探しの天才になる
4:子供の人生の課題には入ってこない
5:やりたいことに夢中で没頭すればいい
6:常識や世間体をまったく気にしない
7:親も人生を思いっきり楽しむこと

です。

第二回目のテーマは

「褒めない、怒らない、評価しない」

です。

最近の子育ての教科書を見てみると、
「怒って育てなさい派」というのは
ほとんど見かけません。

その代わり

「子供を褒めて育てよう!」

ってアプローチは増えてきています。

例えば、学校のテストで子供がいい点を
とったとき

「あなたは100点取ったから素晴らしい!」

って褒めたとしましょう。

これは自己重要感を満たしそうな気がするし
一見すると問題がなさそうです。

しかし、次のテストで99点だった場合には
1点評価が下がることになります。

もし声かけをするなら、

「勉強に打ち込んで没頭していること自体を
素敵だね!っていったり応援すること」

こっちのほうがいいと思います。

テストで100点を取ったから価値があるとか
素晴らしいのではなく、勉強に真剣に打ち込み
没頭していることが素晴らしい。

100点でも99点でも関係ない。

あなたの価値はテストの点数では変わらず
子供を外側の基準で評価しない感じ。

僕の母のエピソードをお話すると、、、

僕は13歳のとき学校に行くことに疑問を
感じて不登校の道を選択しました。

この話は長くなるので、別の機会に(笑)。

そのとき僕は将棋に夢中で没頭していて
将棋大会にでまくっていました。

母は僕が将棋大会の予選で敗退したときも
県大会で優勝して全国大会に行ったときも

「TORUは将棋が大好きなんだね!
やりたいことをどんどんやりな」

と母は結果を評価(ジャッジ)して叱ったり、
褒めたりということをしない人でした。

将棋が少しぐらい強いからって褒めるのではなく、
純粋になにかやりたいことに没頭していること
自体が素晴らしいという子育て方針です。

これは非常に心地よかったのです。

子供が何かに打ち込んでいるという場合に
その“結果”を親がジャッジしてしまうと
子供は没頭ができなくなります。

没頭=ゾーンやフロー状態のイメージ。

僕らは誰かに何かをやらされている状態だと
没頭してゾーンに入ることができません。

このあたりは「第5の習慣」のときに詳しく
お話したいと思います。

子供を褒めてあげたい気持ちは分かりますが
過剰に褒めすぎると、

「親に褒めらられるために頑張る子供」

になる可能性が高い。

しかも、結果で評価のランクがある場合には
結果さえ出せば過程はどうでもいいっていう
価値観に繋がったりします。

違う言い方をすると、

「親に褒められないとやらない子供になる」

ってことです。

自分軸で生きる子供にするために褒めて
育てていたはずなのに気がついたら、
他人軸(親基準)になってしまう。

もし子供の自己肯定感を育んで自分軸で
人生を生きて欲しいと願うなら、

僕ら親は褒めずに、怒らずに、評価しない

ってことが大切です。

そして、子供が何かに打ち込んでいたら、
(それがどれだけ下らないものに見えても)
邪魔せずに応援していくのがいいですね。

それでは、ありがとうございました!

比嘉


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