ニュートンとペストと創造的な時間について。

※2020年に配信したエクリプス号ニュースレターを
アップしました。

こんにちは、比嘉です。

最近は占星術師養成スクールのセミナーや
ワークショップの準備をしていました。

今回のテーマは

「ニュートンとペストと創造的な時間」

です。

カミュのペストを読んだことをキッカケに
周辺のストーリーに興味を持ちました。

面白かったのはニュートン。

彼は大学時代にペストで2年間の休校を
余儀なくされました。

そのとき万有引力の法則を発見したと
言われています。

個人的には彼の才能は万有引力の法則を
発見したことではなく、


「リンゴが落ちたことに不思議を感じたこと」


だと思います。

(この逸話自体は創作という説が有力ですが、
僕らにとって学びが多いエピソードです。)

これは順番が大切で、

1:リンゴが落ちたことに不思議を感じた
2:これはいったい、どうしてなんだ?(興味)
3:万有引力の法則を発見した(結果)

このステップです。

もし、ニュートンが子供性を失っていたら
万有引力まで辿り着かないと思いますし、
不思議を感じる力(驚く力)はとっても
大切な才能です。

ニュートンは占星術や錬金術にも造詣が
深くって、

彼の逸話として、諸説あるみたいですが、
ハレー(ハレー彗星を発見した人)との
こんなエピソードがあります。

ハレーが、

「なんで、君は占星術なんてものに
興味持ってるんだい?」

って感じでバカにしたらしい。

で。

ニュートン曰く、

「ハレーさん、私は占星術を研究しているが、
あなたは占星術に関してまったく研究した
経験がないじゃないですか?」

って返したらしい。

鋭いツッコミですね(笑)。

個人的には占星術を活用するかどうかは
各自の自由だと思います。

ただ、占星術を頭ごなしにバカにする人は
占星術の知識ゼロの人が多い。

これは非常にもったいないなと思います。

ニュートンは後に人生を振り返って、
ペストで休校になったときを


“この2年間は“創造的な時間”だった”


って語っていました。

ペストがなかったら万有引力の発見は
遅れたかも知れません。

創造的に過ごす人もいれば絶望と恐怖で
なにもできない人もいる。

同じ時代を生きていてもだいぶ違う。

カミュも名作ペストを書けなかった訳だし
この時間をどう過ごすかは重要です。

カオスな時代は、新しいムーブメントが
生まれる瞬間でもあります。

この前夜のドキドキ感が好きです。

僕らみたいに自分の人生をデザインしていく
人たちにとって今の時代の大きな転換期は
きっと創造的な時間になる事でしょう。

このタイミングだからこそ

・自分はいったい誰なのか?
・何のために生まれてきたのか?
・どんなことを人生でやりたいのか?

これを考えることが大切です。

新しいムーブメントが起こるのが楽しみだし、
それを僕らで、どんどん想像して創造して
いきたいですね♪

それでは、ありがとうございました!

比嘉


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