映画で学ぶコピーライティング(後編)

(※2013年3月エクリプス号ニュースレターより転載)

こんにちは、比嘉です。

今回は映画で学ぶコピーライティングの
後編です。

本当はここから書き始めてたんですが、
前提となる話を書いてたら、
こんなところまで来てしまいました。

 メインで話したかったのは


「映画を観る5つのステップ」


です。

これは僕が無意識にやっていたことですが、
いま振り返ってみると、メルマガやレターで
ストーリーを使う時のアイデアの源泉に
なっていたように思います。

 それは・・・。

ステップ1:気になる映画を観る
ステップ2:自分なりの感想を持つ
ステップ3:他人の感想を見てみる
ステップ4:両者の違いを楽しむ
ステップ5:疑似体験のストックが増える

 この5つのステップがおすすめです。

 普通に映画を観ていると2番の自分の
感想のところで終わっているケースが
多いように思います。

 しかし・・・。

 映画はその本編と同じがそれ以上に、


“まったく同じ映画を見ても自分とは違った
感想を持つ人がいる”


ということが興味深いです。

 例えば・・・

 ・僕が涙が止まらなくなるほど感動した映画を
 「最低の映画だった」とボロクソにいっている
   人がいる。

 ・僕が全然面白くなかった映画を「今まで見た中で
   一番感動した映画だ」と大絶賛している人がいる。

 ・例え同じように感動した映画でも感動した場面が
 全然違っている人がいて、え?そこがツボだったの?
 という人がいる。

 こんな感じです。

僕は映画そのものも好きですが、
映画を見終わった後に他の人の感想を
見に行く時も同じぐらいワクワクして
いたりします。

 ときには本編以上に衝撃的なので。

 ちなみに、今まで観た映画の中から
「好きな映画トップ10」をピックアップ
してみました(別に誰からも頼まれてないけど
1度こういうのをやってみたかったんです 笑)。

 今日の気分で「トップ10」を選ぶとしたら・・・

1位.生きる
2位.ブレードランナー
3位.時計じかけのオレンジ
4位. 善き人のためのソナタ
5位.楢山節考
6位.ライフイズビューティフル
7位.ニューシネマパラダイス
8位.ゴッドファーザー
9位.メメント
10位.アキレスと亀

こんな感じになります。

他にも、猿の惑星、 ペーパームーン、 バックトゥザフューチャー、
花と蛇、AKIRA、ミザリー、ゆきゆきて神軍 、ガタカ、
マグノリア、パプリカ地獄の黙示録、 ビデオドローム、etc…

 これらの映画たちから多くのものを学びました。

エクリプス号のメンバーさんから、

「比嘉さんのアイデアは一体どこから出てくるんですか?」

と、これまで何度かご質問を受けました。

以前はアーティスト畑にいた影響が大きいという
回答をしましたが、より具体的に言えば、
「音楽」「映画」「小説」をバックボーンに
アイデアが生まれている気がします。

“アイデアは移動距離に比例する”

という言葉がありますが、いろんな映画を観て
いろんな感情体験をして、他の人のレビューで
いろんな感情の違いを感じる。

この感情面での移動力が大切ですね。

このアイデアの出し方に関しては要望が多ければ
機会をみてお話するかも知れません。

今回は映画で学ぶコピーライティングという
テーマでコラムを書いてみました。

 映画は自分で楽しむだけでなく他の人が
どういう感想をもったか?

これをレビューサイトとかチェックしてみて下さい。

いろんな意味ですごい楽しいですよ(笑)。

それでは、ありがとうございました!

比嘉


P.S:あなたもこの船に乗りませんか?



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