金持ち父さんvs革命父さん(資本主義の秘密)

こんにちは、比嘉です。

今日クリスマスは父親の誕生日という事で、
起業と親子喧嘩と世界平和をキーワードに
シンクロさせてみました(笑)。

よかったら、ご覧ください。

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親子ゲンカからの宝物:その1
好きなことして生きることは可能か?

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実は僕がよく言っている、


「好きなことをして生きて行こうよ」


っていうメッセージは父親との葛藤が
原点にあります。


17歳の頃。

僕は父親が大っ嫌いで顔を合わす度に
ケンカしていました。

親子喧嘩の2大メインテーマは、


1:好きなことをして生きていく事は可能か?
2:世界はどうしたら平和になるのか?


でした。

最初の人生ストーリーという名の親子ゲンカの
第1ラウンドは、


「好きなことをして生きていく事は可能か?」


です(笑)。

父は革命家でマルクスを愛読してたので
社会の外側のルールを変えない限りは
搾取する&される仕組みが続くから、

国が仕事を作り、平等に分配する。

これが父親の理想の人間の働き方でした。

僕はそれだと1人1人の幸せが度外視されて
理想論のように感じました。

じゃあ、僕にとって理想の働き方はなんなのか?

僕の中で「2つ条件」があって、

1:搾取されたくない
2:搾取したくない

この2つを両立させた生き方が可能だったら、
それが“理想の生き方”だと思ったんです。

1はある意味で分かりやすい。

これは「金持ち父さんの世界観」というか
資本主義社会において自分が勝ち組に回る
という考え方ですね。

僕、小学生の頃に親父に質問したんですよ。


「この資本主義のルールだったら、起業して
自分で会社作ったら儲かるってこと?」


って。そしたら、

「それが資本主義のルールだ。
ただし、お前は搾取する側に回りたいのか?」

って答えが返ってきました(笑)。

うーん、それもなんか嫌だ。

今でこそ尊敬できる経営者にたくさん出会って
単純に搾取が良い悪いという狭い価値観からは
抜け出ました。

ただ、当時の僕には搾取の亡霊が取り付いて
搾取をするのも、搾取されるのもダメという
超縛りプレイを目指してました(笑)。

その結論が、

“アーティスト的な起業家”

だったんですね。

たった1人で起業して好きなことをやって
ファンから応援されるスタイル。

これなら誰も“理想の生き方”だと思ったし、
僕の人生テーマにもなりました。

親子関係のストーリーは葛藤の宝庫であり、
人生のコアとなるキーワードが発見できる
可能性が高いです。

続いて世界平和のバトル編も行きましょうか。


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親子ゲンカからの宝物:その2
どうしたら世界は平和になるか?

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もう1つは世界平和。

そもそも世界平和について大バトルしてる
時点で矛盾してますけど(笑)。

父が考える世界平和というのはみんなが
平等で公平な社会です。

「世界の“外側”のルールを変えることが
世界平和につながるんだ」

これが父親の世界平和論でした。

僕はこれにも違和感がありました。

それは理屈で説明できない直感的なもので
なんか違うという違和感です。

じゃあ、どうしたら世界は平和になるか?

僕のたどり着いた結論は、


「もし、世界が平和になるとしたら、
1人1人の“内なる平和”が訪れたとき」


ってことでした。

外側のルールメイキングも大切だと思うけど
外側の世界はなかなか変えられません。

特に自分自身の幸せや生きる目的。

これは誰かと比べたって意味がないし。

誰かの人生(親や学校の常識)を生きるのか
自分の人生を生きるか?

内なる平和。

内なる革命。

これからの時代は内側の自分の軸を持つことが
重要になってくると思います。

その意味では起業家養成スクールの趣旨として
ただ単に起業家を応援したいというより、


「ライフワークを生きる人を応援したい」


というほうがより正確かも知れません。

アーティスト的な起業家ってキーワードも
同じ意味合いで使っています。


“僕ら1人1人が大好きなことをやって生きて、
心の内側から幸せを感じて生きる。”


僕はそういう理想世界が楽しいなーと思うし
そうなったときにホントの意味で世界平和が
訪れると確信しています。

あなたはどんな世界が理想だと思いますか?

なにかご要望&ご質問があればメッセージを
送ってください。

それでは、ありがとうございました!

比嘉


P.S:今日のBGMコーナーです。

僕がパンクに出会ったキッカケはマルクスでした。

セックス・ピストルズのメンバーが着ていた
アナーキーシャツにマルクスがプリントされていて
興味を持ちました。

Sex Pistols – Anarchy In The UK



ムーブメントを起こすという視点で考えると、
プロデューサーのマルコムやヴィヴィアンからも
起業家は学ぶことが多いと感じます。