人生で大切なことは将棋から学んだシリーズ(第一弾)

こんにちは、比嘉です。

今日は最年少17歳でタイトルを獲得した
藤井聡太さんのお誕生日なので


「人生で大切なことは将棋から学んだ」


このシリーズ第1弾を配信します(笑)。

藤井さんは令和時代を象徴する人だと思うし
僕らにとっても学びになることが多いんじゃ
ないかと感じます。

・令和時代に活躍する人の条件
・好きなことをやる人生について
・努力と才能の不思議な関係
・新しい時代の子育て&教育論
・AIとプロ棋士とシンギュラリティ
・天才性を開花させる方法
・etc.

このあたりを将棋をキーワードにして
配信していきます。

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好きなことで、生きていく

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将棋のプロ棋士は好きなことで生きていく
典型的な職業の1つです。

ここ10年くらいでしょうか。

YouTuberのキャッチコピー的な生き方が
注目を浴びるようになりました。

従来の人生デザインの唯一の道だった

いい学校→いい会社→老後は年金暮らし・・・。

この生き方が崩壊してきているって事が
大きく影響していると思います。

最近は子供の教育も大きく変わってきていて
“クリエイティブな子育て”が提唱され

・子供がやりたいことをやらせよう
・好きなことに没頭する時間が大切
・1人1人個性が違うからそこを伸ばす

こんな感じのキーワードを目にするように
なりました。

昭和の時代には考えられない(笑)。

藤井フィーバーで令和の時代を象徴する
将棋界のスターが現れたことで

「うちの子どもにもぜひ将棋をやらせて
プロ棋士になって欲しい!」

って親御さんが増えてきたというニュースを
目にしました。

これはどこかでみた光景だなって思ったら
「羽生さんフィーバー」のときとまったく
同じなんですね。

1996年に前人未到の7冠王達成。

当時も世の親御さんたちが将棋に注目して
ブームが起こりました。

僕が当時通っていた将棋道場にもお母さんに
連れられてきた子が一気に増えました。

そのあと彼らはどうなったのか・・・?

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努力は夢中に勝てない

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将棋道場に通っていた子供は

1:将棋を強制的にやらされた努力タイプ
2:将棋が大好きで没頭する夢中タイプ

この「2種類のタイプ」がいました。

当時はまだまだ学歴社会だったこともあって
教育ママの将棋ヴァージョンみたいな感じ。

将棋に負けると1番目のタイプは


「なんで負けたの?もっとがんばりなさい!」


ってお母さんに言われて泣いていた。

もっと勉強しなさい!が将棋に変わっただけで
本質的には同じことです。

1番目のタイプは将棋好きな子がいなかった。

お母さんに褒められたくて将棋を頑張るけど
将棋それ自体は苦痛で楽しくない。

2番目は将棋に夢中タイプで

“将棋が大好きでご飯を食べるのを忘れるぐらい
没頭して夢中になっている”

ってタイプの子供です。

藤井くんのエピソードでも

・将棋が大好きで夢中になりすぎて小学校に
 ランドセルを忘れてきた

・将棋道場の人にご飯だけは食べるようにと
 アドバイスされた

って逸話がありました。

僕も将棋に夢中になりすぎて小学生の頃に
ランドセルを持っていくのを忘れたことが
あって勝手にシンクロしました(笑)。

それはともかく。

僕はプロ棋士になった人やアマチュア強豪で
1番目タイプに会ったことはありません。

設楽さん(BEAMSの創業者)が言っていた

“努力は夢中に勝てない”

っていうのはまったく同感です。

アマチュア初段ぐらいなら努力でいけるけど
それ以上は夢中じゃないと無理です。


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人間本来の生き方に回帰しよう!

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僕は将棋から学んだ大切なことは


「自分が好きで夢中になれることをやる」


ってことです。

僕の場合は将棋がスタートラインでしたが
人によって夢中になるものは違うし他者と
比較することも意味がありません。

自分自身と対話することが重要です。

従来の「嫌なことをがんばる系」の場合は
AIとの熾烈な競争に巻き込まれやすいですし
コスパとか生産性とか合理性という基準なら
人間よりAIのほうに軍配があがります。

人間本来の生き方に回帰するイメージ。

僕ら人間はやりたいことをやっているときに
ゾーンに入りやすく最高のパフォーマンスを
発揮します。

それはテーマはなんだってOK

何か1つでも夢中なもの、好きな事があると
そこからすべてに繋がります。

こういうお話をすると、


「それってお金にならないし・・・」


っていう人がいます。

個人的にはその価値基準で判断するのは
もったいないと感じます。

特に2020年以降は合わない。

この古い価値基準で選ぶものはAI時代の
未来に淘汰されてしまいます。

ホントなんでもいいので興味を持った事を
どんどんやっていってください。

なにか1つでも夢中になれるものがあると、
そこからどこまでもいけます。


「そんなことやって意味あるの?」


ってことでOKです。

僕の場合は「将棋」でした。

これがすべてのスタートラインになって、

なわとび、哲学、百人一首、マジック、
パンク、DJ、インド、コピーライティング、
占星術、タロット、エニアグラム、夢探索、etc.

一見バラバラに見えるかもしれませんが、
僕の中では全部繋がっています(笑)。

なんでもいい、どんなことでもいい。

まったく新しいものに出会ったときにも
なにか好きなことがある人は点と点を
繋ぐことができます。

あなたはどんなことに興味ありますか?


なにかご質問&ご要望などありましたら、
どんどん送ってください。

それでは、ありがとうございました!

比嘉


P.S:今日のBGMコーナーです。

最近はオキュラスクエストで遊んでいますが
VR空間でのライブ体験は面白かったです。

そんな訳で今日はボカロのライブを♪

【公式】ニコニコ超パーティー2015 VOCALOIDライブ

DJ界隈もアニソンDJという分野が生まれたり
異文化交流がありました。

新しい流れができるとコミュニテ間の交流が
生まれるのが面白いですね。