アガサクリスティとコピーライティングの話

(※2013年のエクリプス号ニュースレターより転載)

こんにちは、比嘉です。

今回のアート編では推理小説をテーマに
お話します。

僕は本は全般好きですが、一番最初に
熱中してハマったのは、 推理小説でした。

例えば・・・

コナン・ドイル、エラリー・クイーン
、江戸川乱歩、ポー、 モーリス・ルブラン・etc…

これらミステリー作家の小説を学校をサボって
図書館に通って 読みあさっていました(笑)。

うーん、懐かしい。

ご存知の読者さんも多いかと思いますが、
ここに挙げた人たちは「名探偵コナン」の
ネーミングの元ネタになっています。

その中で、僕が一番好きなのは、
アガサ・クリスティー。

彼女の作風は一言でいえば、

「 えー!その人が犯人って・・・反則じゃねーの?」


って感じです(笑)。

要するに推理小説の常識とかルールみたいなものを
ブチ壊して、読者を驚かせる反則スレスレの作品が
非常に多い。

・・・というか、たぶん、反則だと思う。

どれぐらい反則なのか・・・?

それはミステリーファンの鉄の掟として
ネタばらしはNGなので、
興味があれば読んでみてください(笑)。

彼女の作品で特に有名なのが、

・アクロイド殺し
・そして誰もいなくなった
・オリエント急行殺人事件

この辺りではないかと思います。

これら3作品は推理小説の常識をブチ壊した
反則的な犯人が 楽しめる作品です。

今読んでも面白いと思いますよ。

個人的には彼女の小説はストーリーがいいとか
展開がうまいとか、 そういったところではなく、

“読者をアッと驚かせる強烈なインパクト” 


これが全てな気がします。

だから論理的にはけっこう破綻してる。

推理小説として「あれは反則だ」という人もいる。

でも、1度読んだら忘れられないという意味では
彼女の作品は 他を圧倒していると思います。

これってメルマガやセールスレターでも重要です。

僕の尊敬しているジョン・カールトン
(全米屈指のコピーライター)はよく
コピーライティングのセミナーで、

「探偵ものの小説を読め!」

と言っていました。

これは僕も実体験としてそう思います。

たぶん、ガチガチのビジネス書しか
読んでいないような人のメルマガや
セールスレターが反応とれないのは
アート的な感性が弱いからです。

読者を驚かせようと思っていない。

だから、読んでてつまらない。

コピーライティングの世界では“強烈なフック”が
重要だという話が出てきますが、

・先を読まずには夜も眠れない話の流れ
・読んだ時に強烈なインパクトがある


こういったフックのある文章を学ぶのに
一番おすすめなのは推理小説ですし、
その中でも強烈なインパクトという意味では
アガサ・クリスティーは一押しです。

興味があれば読んでみてください。

それでは、ありがとうございました!

比嘉


P.S:もし、最初に彼女の作品を読むなら・・・

個人的には「アクロイド殺し」がオススメです。

読んだ後の“やられた感”がハンパありません(笑)。