こんにちは、比嘉です。
僕は「人生を自分でデザインしよう!」って
テーマで長年発信し続けてきました。
人生ストーリーは山あり谷あり。
お金持ちの家に生まれる人もいるし
貧乏な家に生まれることもある。
ルックスに恵まれる人もいればそうでも
ない人もいる。
人生ゲームで最初に配れるカードが違うし
それぞれ課題が違いますよね。
ここで一般的には
「あー、アイツはお金持ちでイケメンだから
ずるいし、俺は不幸だ〜」
って人生デザインになりやすい。
特に自分の努力ではどうしようもないような
先天的なものだと幸せに人生をデザインするのが
難しいってケースもあると感じます。
今回はケーススタディ編として僕自身の
人生ストーリーである
「ADHD(発達障害)を幸せにデザインする」
ってテーマをシェアしたいと思います。
最初に配られた人生の初期設定カードの中で
何らかのハンディキャップを感じるカードに
置き換えて読んで頂けれれば幸いです。
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ADHDって聞いたことありますか?
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実は僕は今まで公に公表した事はないですが
ADHD(注意欠陥多動性障害)という診断を
病院で受けた事があります。
Attention-Deficit Hyperactivity Disorder
いわゆる発達障害という概念の1つに挙げられ
先天的な脳の障害だと言われています。
近年は大人のADHDの話題をよく見かけるし
ご自身がADHD当事者だったり当てはまるって
感じるクルーもいるかと思います。
このテーマを語る上で欠かせないDSM-5の
「精神疾患の診断・統計マニュアル」って
本を読んでたら
・子供の約5%、成人の約2.5%
これがADHDの割合とのことでした。
発達障害というと他人事に感じるかもですが、
けっこう身近なものです。
クラスに1人くらいいる、少し変わった人。
このニュースレターを読んでいるクルーの中にも
必ずいる計算になりますし、僕の発信を目にして
登録しようと感じる時点で普通の人ではないって
気もします(笑)。
ADHDは大きく言えば、
1:不注意(集中力がない、気が散りやすい)
2:衝動性(計画性がない、突発的に動く)
3:多動症(じっとしていられない)
この3つの特徴があります。
(厳密にはDSM-5の定義では12歳以前から
2つ以上の状況で上記のような傾向が頻繁に
見られる人のこと=ADHD)
確かに僕は子供の頃からADHD傾向が強くって
いろんなことに気が散りやすいタイプだったし
学校とか規則正しくちゃんしなければいけない
場所は耐えきれない子供でした。
あなたはいかがでしょうか・・・?
ネット上の診断はかなり適当なものが多いので
興味があればDSM-5の本を図書館とか行って
読んでみることをオススメします。
発達障害はグラデーションになっているので
誰しもが多かれ少なかれ該当します。
その凸凹がハッキリ目立っている人の事を
現代精神医学ではADHDと呼ぶ感じ。
実は誰もが“グレーゾーン”といえる。
発達障害という名前がインパクトがあって、
この障害は社会生活における生きづらさに
繋がったりします。
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パニック障害の原因=ADHD
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僕がADHDだとわかったのはインド帰国後に
原因不明の「パニック障害」になり通っていた
精神科の病院でした。
これはけっこうキツかった・・・。
恋している訳じゃないのに心臓バクバクで
息が苦しくなってしまう(笑)。
ADHDのことは公にしていなかった事もあり
原因不明でぶっ倒れたって話をしてました。
参照:インドを一人旅、その後廃人に・・・(24歳)
エピソード5:インドを一人旅、その後廃人に・・・(24歳)
先天的なADHDであることとパニック障害は
その二次障害だったことがだいぶ後になって
わかりました。
ざっくりいえば、
「過集中の反動×想像力の暴走×栄養失調」
これがパニック障害を引き起こしていたと
判明したんですね(笑)。
僕は子供の頃から生活することに興味がなくって
ずっと苦手だったんですがパニック障害というのを
キッカケにちゃんとご飯を食べる&お金も稼げる
ようになり心身ともに健康になりました♪
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なぜ公表しようと思ったのか?
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先日10年くらい前から主治医みたいな感じの
(パニック障害のときからお世話になっている)
お医者さんに
「僕はADHDを不幸なエピソードだと感じないし
人生の考え方次第だと思うんですよね〜」
ってお話をしていたら、、、。
何か先生の心のスイッチを押したらしく、
「本当にそうなんですよー!」
って感じで先生が興奮し出して、
・ADHDは病気ではなく特性の1つであること
・多くの場合は障害を欠点だと感じて生きている
・凸凹があるのが人間であり違いがあって当然
・ADHDはデメリットだけではなくメリットもある
・比嘉さんは特性を活かして成功した稀有なタイプ
ってことを熱弁されて
「比嘉さんのADHDや発達障害に対する考え方を
ぜひ広めていって欲しい」
ってアドバイスを頂きました(笑)。
僕がADHDであることを公にしなかった理由は
大きく言えば2つあります。
1つ目は、
「発達障害だけど頑張って克服したストーリー」
って人生デザインにしていないこと。
発達障害はセンシティブなテーマです。
人によってグラデーションの濃さが違うわけで
僕がADHDの代表だというスタンスで語るのは
荷が重いし伝えたいことではありません。
僕が不登校を不幸なストーリーとして語って
いないのも同じ理由です。
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〜風のエレメントの学び〜
幸せに人生をデザインするために
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2つ目はこれが根本的な理由ですが、
「ADHDが発達障害であり生きづらい人というのは
モノの見方考え方の1つに過ぎない」
って考えているからです。
視点や切り口の1つだということ。
僕はこれを「風のエレメントの学び」と呼んでいて
タロットカードでいえば「剣のカード」として
描かれているものです。
視点=風のエレメントの剣
僕のケーススタディでいえば、
「現代精神医学という視点(剣)で僕を切って
診断したらADHDいうカテゴリーに属する」
ってことですよね。
しかも・・・。
それが生きづらいという視点(剣)だったり、
不幸になるというのも数多くある視点(剣)の
1つに過ぎません。
100年前だったらADHDという剣がない。
100年後の未来人が僕を診断したとしたら
また違った病名がつくかも知れない。
それぐらいコロコロ変わるものと自分自身を
くっつけて悩むのはもったいない。
時代によっても風(視点)は移り変わる。
僕ら現代人は情報過多の時代に外部に映る
いろんな剣で自分や周りの人たちを無自覚に
切り刻んでいます。
今、採用している剣が不幸を刻んでいるなら
別の剣に変えて、人生をデザインしてみると
まったく違った切り口が生まれますよ。
視点や切り口は1つではありません。
いろんな風を感じ取って自分が幸せを感じる
風の剣の使い手になりましょう♪
今回は風のエレメントの学びというテーマを
お話しました。
それ以外にも火、水、地があります。
人生ストーリーは占星術やタロットなどの
哲学的アプローチで
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【4つのエレメントの学び】
☆火のグループ(↑上にあがる)
牡羊座、獅子座、射手座
・火で上の精神性や抽象性で考えてみたり・・・
☆風のグループ(← → 横に広がる)
双子座、天秤座、水瓶座
・風の横視点で切り口をいろいろ変えてみたり・・・
☆水のグループ(→ ← くっつく)
蟹座、蠍座、魚座
・水で異なるものを混ぜてくっ付けてたり・・・
☆土のグループ(↓ 地に足をつける)
牡牛座、乙女座、山羊座
・地で1つにまとめたり形にしてみしたり・・・
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こんな感じで「4つのエレメント」で考えると
ニュートラルなところから人生デザインできて
オススメです。
なにかご質問&ご要望などありましたら、
どんどん送ってください。
それでは、ありがとうございました!
比嘉
P.S:今日のBGMコーナーです。
風をテーマにした配信が続いたので
そこからのセレクトで
風をあつめて / はっぴいえんど
いろんな風をあつめて素敵な風の使い手に
なりたいですね♪
余談:昔、細野晴臣さんのホロスコープを読んでたら
水のグランドトラインで「水をあつめて」た。