人類総アーティスト時代のブランディング論

(※2013年のエクリプス号ニュースレターより転載)

こんにちは、比嘉です。

今はアートな時代であり、誰もが
情報発信できる時代なので
本当にいい時代だなーって
個人的には思います。

いわゆる人類総アーティスト時代。

この2つめのレッスンでは
この時代を楽しく生きるために
欠かせない妄想ストーリーから
スタートです。

あるカフェで比嘉夫妻がランチを
楽しそうに食べていました。

隣の席でコッソリ会話を盗み聞きしていると・・・


僕:  「オレのメルマガ読者ってバカだから
     こんなオファーでも

     お金払うんだぜ。」

奥さん:「まあ、あなたって悪い人ねー。
     でも、私高級エステも行きたいし、
                  ブランド品も欲しいから

     もっともっと情弱を転がして
                  ガッツリ儲けてよ」


僕:  「よし、まかしとけ!今度は特大の
                 プロダクトローンチを仕掛けて

     中身はスッカスカだけどボリューム
                 たっぷりの教材を売りつけて

     数千万円どっかーんと稼いでやるよ!」

奥さん:「きゃー!やっぱり、あなたって最高に
                素敵な男だわー。

     今夜は大サービスしちゃうもだもん♩」

僕:  「バッテリーはビンビンだぜ! 
                  ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆」



みたいな密談をしていたとしましょう。

実際にはこんなバカな会話をしてる
人はいないと思いますが(笑)。
 
昔はこれでもビジネス的には問題なかったけど
(人間的には終わってますがw)、今はみんなが
FacebookやTwitterをやっています。

つまり、どこかで誰かが見てる。

だから、こんな裏でコミュニティーメンバーさんを
バカにした発言を繰り返していれば、


「比嘉夫妻は極悪人間なう!」


ってつぶやかれてしまう訳です(笑)。

ブログやFacebookに写真付きで
アップされるかも知れない。

実際になにかしらの行動に移すかは別にして
スマホとかで盗聴&盗撮するのは簡単な時代です。

僕はネット上で炎上して2ちゃんの
アイドルになるかもしれない。

奥さんもマリーアントワネットもビックリの
公開処刑になるかも知れません(笑)。

さてさて。


僕らはこの極悪夫妻からなにを学ぶべきでしょうか?

別にこんな自業自得のバカップルから学ぶことは1つも
ありませんという人もいるでしょう。

それはごもっともです。

逆に・・・。

まるで自分の事のようにハラハラドキドキしながら
読んでしまった人もいるかも知れません(そんな人は
クルーにいないと信じたいけれどw)。

ここで1つ質問です。


「あなたは盗聴されても無問題ですか?」



例えば、

・サラリーマンであれば飲み会での会話を・・・
・ビジネスをやっているならクライアントに・・・
・奥さんがいるなら自分のメールやラインを・・・

などなど。

できるだけ重要度が高い(危険度が高い)
シーンのほうが緊迫感があっていいと
思います(笑)。

すごい分かりやすくいえば、


会話やメールをすべて盗聴されていても特に問題ない


そういうビジネス(生き方)をするべきです。

むしろ、

「 コッソリ盗聴して聞いてたら、裏ですごい
いい事言っててますますファンになっちゃた」

これぐらいがベストだと思います(笑)。

そういった本当のブランドじゃないと
ウソはどこかでバレちゃう時代だと思います。

要するに見方を変えれば、


人類総アーティスト時代とは、人類総パパラッチ時代でもある


ということです。

ウソをついてもバレる。

どこかで誰かが見ている。

そう思っていた方が間違いがない。

ブランディングもあまりにも本当の自分と
かけ離れたキャラを演じているのはしんどいです。

それがバレなかった時代は終わりました。

僕が自分のゆるさや方向音痴などの
カッコ悪いエピソードをあえて全面に出すのは
それが僕のキャラだからです。

別に完璧キャラでもいいんですよ。

それが合っている人はそっちが正解です。

重要なのは自分に合っていないキャラや
ウソの理念はバレるから自分にあった道を
選ぶということです。

おばあちゃんの教えじゃないですが、


「 誰も見ていなくても、お天道様が見ているよ」


ってことです。

インターネットがが発達すればするほど、
おばあちゃんの教えがリアルなってくるのは
不思議な感じがします。

やっぱりおばあちゃんはすごい(笑)。

今回は僕らが生きているこの
人類総アーティスト時代において
個人的に重要だと感じている視点を
お話しました。

ウソは必ずバレます。

それならそれを活かしてコッソリ盗み聞き
したら感動して涙と鼻水が止まらなっちゃう
ぐらいのビジネス&生き方を
一緒に目指しましょう。

それでは、ありがとうございました!

比嘉


P.S:いわゆる“神ブランディング”について。

今の時代はちょっと難しいかも知れません。

人類総アーティスト時代に向いているのは
一神教的なブランドではなく多神教的な
ブランドだからです。

簡単に言えば、「完璧キャラ」は受けない
時代だということ。

ちょっと落ち度のある「ゆるキャラ」の
ほうがいいです(笑)。

これは口コミとも繋がる話ですが、
その辺りも要望が多ければ
書いていこうかなと思っています。