起業家とアーティストの不思議な関係

(※2014年のエクリプス号ニュースレターより転載)

こんにちは、比嘉です。

今回のレッスンはいまから7~8年
ぐらい前に某起業家の教材作成を
お手伝い
したときの原稿がベースに
なっています。

その当時は今と違ってネットビジネスとか
教育ビジネスというものを
ほとんどの人が
知らない時代でした。

 それ系の書籍もほとんどなかったんじゃ
ないかと思います。

 そのため、その教材で分かりやすく
「情報ビジネス」をイメージしてもらう
ために僕はこんな例え話を書きました。


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 この情報ビジネスというのは、ネットだけの
特別なものではなくって、
大昔からあるビジネスです。

 一番分かりやすいのはミュージシャンだと思います。

 
「え?教育ビジネスとミュージシャンって似てますか?」

 
とあなたは思われたかも知れません。

しかし、この両者がやっていることを
比べてみてもらえば不思議な

関係に気がつくのではないでしょうか?

 ・音声教材=CD
・セミナー=ライブ
・セミナーDVD=ライブDVD
・ジョイントベンチャー=コラボ
・会員制サイト=ファンクラブ
・VIP向けサービス=ファン限定イベント

 いかかでしょうか?

こうやって見てもらえば分かる通り、
教育ビジネスとミュージシャンは

非常によく似ていますし、本質的には
同じものなのです。

もし、あなたが教育ビジネスで成功
したければミュージシャンなど

アーティストから学べる部分が
多いと思います。

 肝は同じですから。

 そして、これからはネットも進んでいって
動画が当たり前の時代に
なってくること
でしょう。

そんな時代になったときに、ビジネスとアートの
融合が出来る人間は
圧倒的に有利になってくると
思います。

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 大昔に書いたレポートなので、
正確には記憶していないんですが
イメージとしてはこんな感じです。

このレポートで僕が書いたことを要約すると、

・ビジネスとアートは非常によく似ている

・ミュージシャンと教育ビジネスは根本的な
 ビジネルモデルは同じ

・今後はビジネスとアートの境界線を
 超える人間が成功する

ザックリいえば、こんな感じです。

これ意外にもいろいろ書いた気がしますが、
「ビジネスとアート」という
テーマに限って言えばこのような話を
書きました。

 ちなみに・・・。

このレポートを書いた当時(7~8年前)は
ネットビジネスをやっている
人たちの中でアーティストと起業家と言ういう
一見すると対極に位置する
両者の類似性を語っていた人は皆無だったと
記憶しています。

 時は流れて2014年現在。

僕の予言(?)はどんどん現実になろうとしています(笑)。

・・・というのは半分冗談ですが、これは僕に
先見の明があったとか、未来を予知する力が
あるとかいうお話ではありません。

 単純にルーツの問題です。

 僕はもともとビジネス畑の人間ではなく、
まったく逆のアーティスト畑の人間でした。

 10代の頃に“パンク”にハマったのが
全てのはじまりです。

セックスピストルズやクラッシュといった
初期パンクからはいって、
ハードコア、ロカビリー、サイコビリーに
傾倒し60年代ロックから
最後はトランスまで音楽の旅をしました。

音楽にハマったのと同時にファッションに
興味を持ち、

・お昼は某ブランドでショップ店員
・夜はクラブに遊びに行って踊りまくる

そんな楽しい毎日を
おくっていました。

お金にはまったく興味なし。

もちろん、貯金はゼロ。

その日が楽しければそれでいい。

そんな刹那的な生き方に憧れて、
重力に逆らって髪をツンツン尖らせ
世の中に中指を立てて生きていました。

 しかし・・・。

 そんな将来のことを何も考えずに遊びまくっていた僕を神様は
ちゃんと見ていてくれたらしく、

 「徹くん、遊んでばっかりいないで、ちょっとは
お金について
真剣に考えないとダメですよ」

って教えてくれる大きなプレゼントをもらいました(苦笑)。

 そのプレゼントとは「病気」になったことで、不思議なことに
これがビジネスをする大きなキッカケに、なっているのですが、
長くなるのでまた機会があればお話しますね。

お話を2014年に戻しましょう。

このレッスンでお伝えしたかったことは
起業家とアーティストは非常によく
似ているということです。

 実際にここ最近で成功している起業家には元バンドマンの人だったり、
アーティスト畑出身者が多いのは偶然ではありません。

 これは時代の必然の流れだといえるでしょう。

 時代の流れとマッチしやすい=成功しやすい

ってことです。

 特に海外のマーケッターたちを見ていると限りなくアーティストに
近い人がいたりして、動画のクオリティーはまるでアーティストの
プロモーションビデオのようだったりします。

 有名どころではフランクカーンですね。

 この人は100リストで1億円稼いじゃうような実力の持ち主ですが、
彼の動画とか見ていると、見た目はビジネスマンには全然見えなくて
アーティストがビジネスをやっている感じです。

ここでちょっとしたイメトレをやってみましょう。


あなたが魅力を感じるアーティストをイメージしてください。


もちろん、これはビジネスで成功することと無縁ではありません。

もし、魅力を感じるアーティストが見つかったら以下のポイントを
チェックしてみて欲しいんです。

・キャラクター
・ストーリー
・メッセージ
・コンセプト
・露出度
・コラボする相手 
・ファン層
・ライブなどの価格設定

 などなど。

これって何かにリンクすると思いませんか・・・?

そうです。

これはあなたが理想のビジネスを構築するときの大きなヒントが
詰まった“宝の地図”のようなものなのです。

 そして、自分が単にビジネスをやる人間ではなくアーティストでも
あるという視点でもう1度これをイメージしてください。

・音声教材=CD
・セミナー=ライブ
・セミナーDVD=ライブDVD
・ジョイントベンチャー=コラボ
・会員制サイト=ファンクラブ
・VIP向けサービス=ファン限定イベント

これからの時代は、ビジネスとアートはどんどん融合していって、
真の起業家はアーティストであり、真のアーティストは起業家に
なると思っています。

 あなたはビジネスでどんなことを表現したいですか・・・?

それの理想の世界をイメージすると自分が本当にやりたい
ビジネスのヒントが見つかると思いますよ。

それでは、ありがとうございました!

比嘉


P.S:僕がビジネスとアートの話をする理由。

これは今回の記事を読んでもらえたら府に落ちてもらえると
思います。

ビジネスとアートは一緒ですから。

真の起業家はアーティストであり、真のアーティストは起業家だと
個人的には思っています。